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ごく普通の在日

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11回目の春へようこそ


今年の4月に入ると私の日本での生活は11年目になる。高校を卒業し2004年の3月末に日本に来て、日本語学校、大学そして就職へ。ごく普通に、そして平凡に日本での生活を送ってきた。
意外だった。10年間なんて長いのか短いのか個人差はあるかと思うが、正直にいうとここまで日本にいつづけると思わなかった。大学を出たら国に帰りたかった。でも事情があり日本で働くことになって今となった。

意外なことはそれだけではなかった。
出身国ではないココでの生活は苦労と困難はあるとしても自分は運がよくて越えてきた。運が良すぎるくらいだ。もっと苦労している人たちはいるのだろう。
つらいことはあったけど精一杯やっている目の前のことでほとんど実感できずに過ぎていた。
若い頃からやりたいことを持ってなりたい自分へ進んできたが燃え尽きてしまったようだ。これも意外だった。結局どこに向かっていればいいのか分からないときが多くなってきた。でもそれほど大事ではない。

今年もまた変化の多い年になるだろう。自分ではなく周りの人が、周りの環境が。
この環境は自分に合っているなんて、10年間かけて決めるのはまだ早すぎるだろう。人は自分が望んで居たい場所に居たい環境に居られることはそんなに難しいことだろうか。
たとえば、自分が居るべき場所と一緒に居たい人が別の場所であったとしてそれはどう選択すればいいのだろう。
たとえば、誰かのために一緒に隣にいることを諦め、故郷に戻ったり、自分が望んではいない場所へ移動したりするのは本当に誰が得するのだろう。

正しい答え、正しい選択はなくても選ばないといけないことばかりだった。選択したことに信じるしかなかった。


以上。

今年の4月に入ると私の日本での生活は11年目になる。高校を卒業し2004年の3月末に日本に来て、日本語学校、大学そして就職へ。ごく普通に、そして平凡に日本での生活を送ってきた。
意外だった。10年間なんて長いのか短いのか個人差はあるかと思うが、正直にいうとここまで日本にいつづけると思わなかった。大学を出たら国に帰りたかった。でも事情があり日本で働くことになって今となった。

意外なことはそれだけではなかった。
出身国ではないココでの生活は苦労と困難はあるとしても自分は運がよくて越えてきた。運が良すぎるくらいだ。もっと苦労している人たちはいるのだろう。
つらいことはあったけど精一杯やっている目の前のことでほとんど実感できずに過ぎていた。
若い頃からやりたいことを持ってなりたい自分へ進んできたが燃え尽きてしまったようだ。これも意外だった。結局どこに向かっていればいいのか分からないときが多くなってきた。でもそれほど大事ではない。

今年もまた変化の多い年になるだろう。自分ではなく周りの人が、周りの環境が。
この環境は自分に合っているなんて、10年間かけて決めるのはまだ早すぎるだろう。人は自分が望んで居たい場所に居たい環境に居られることはそんなに難しいことだろうか。
たとえば、自分が居るべき場所と一緒に居たい人が別の場所であったとしてそれはどう選択すればいいのだろう。
たとえば、誰かのために一緒に隣にいることを諦め、故郷に戻ったり、自分が望んではいない場所へ移動したりするのは本当に誰が得するのだろう。

正しい答え、正しい選択はなくても選ばないといけないことばかりだった。選択したことに信じるしかなかった。


以上。