冬季オリンピックなんてずっと興味がなかった。
実は日本で住み始めるまでは冬のオリンピックがあるなんて知らなかったし、母国では冬という季節はなく雪が降らないから冬のオリンピックを知っても興味が持たないかもしれない。

Wikipediaには「冬季オリンピックにおける熱帯諸国」という情報がある。
ここをみると、母国の選手が今年行われるソチオリンピックに出場することはないだろうと思っていた。
冬オリンピックに興味がないと思っていても、今自分が生活している周りの環境はそれに盛り上がっている。見て見ぬふりをするしかなかった。

開会式は深夜、生中継をみるのはたまたまだった。
この日は遅く家に帰って次の日は休日だし、まだ寝たくないし、オリンピックに興味はないけど開会式は華やかだろうから見てみようかなと思った。

開会式が始まって参加している各国が次々と出場してくる。100人以上の選手が出場する国もあれば、２−３人の出場選手の国もある。
少しだけ期待している部分もあってぼーっと参加国の選手団入場を見ていた。

そして

タイきたー！！！！今年は出場できたんだー！しらなかった！！！！

— ボーン (@b0ne_jp) 2014, 2月 7

おれ、泣いてる。。。

— ボーン (@b0ne_jp) 2014, 2月 7

ガチ泣き

— ボーン (@b0ne_jp) 2014, 2月 7

泣きすぎて母国の選手の顔が見逃した

— ボーン (@b0ne_jp) 2014, 2月 7

びっくりした。そして泣き出した。

出場している選手本人の事情とか、タイでデモなど政情不安とかは置いといて、国旗をテレビで見た瞬間、泣き出してしまった。感極まって、意外すぎて、嬉しすぎた。
メダルを獲得できるかどうかはどうでもよくて、そこに出場できたことだけで誇りに思う。そして選手たちの努力に感心する。

少しだけ冬季オリンピックに興味が湧いてきた。
最近考え込んでいることもあるけれど、なぜか勇気をもらった気がする。